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なーのはらわた

発達障害持ちが悩んだり現実逃避したり

『天体のメソッド』感想とか、思ったこととか その他雑記

個人的にはとても気に入った作品ですが、とても万人受けする内容ではないと思いました。
登場人物に感情移入することができれば、とてもいい作品です。

 

視聴に至るまでの話です。
 
今作は名作ノベルゲーム、Kanonの、名雪、栞、そしてあゆのシナリオを担当された、久弥直樹さんが脚本を担当しているということで、放送当時から非常に気にはなっていましたが、ネット上ではあまり評判がよくなく、また、個人的にKanon越えはないだろうという先入観から、視聴する機会はあっても、先延ばし先延ばしにしていました。
が、ポータブルオーディオ関係の趣味で知り合った方がこの作品の大ファンで、この機会に観ようかと思い、視聴しました。
 
お次は今作の魅力とかです。
 
今作の初めの印象は、ぶっちゃけ、「Kanonの焼き直し」でした。
設定や物語に似ている点が非常に多いです。
例えば、作品の舞台に主人公が以前来ていたり、主人公が以前いた頃の記憶をふさぎ込んでいたり、ノエル(あゆ)の正体が曖昧だったり、Kanonをプレイなさった方なら、視聴時にいくつか思い浮かぶと思います。
これは久弥さんが意図したものなのかはわかりません。
 
今作のキャラクター描写はよくできていたと思います。
キャラクターのいいところも、嫌なところも、上手いこと表現していました。
が、そもそも私自身そこまでアニメを観る方ではないので、確実に優れている、とは、断言できません。
 
物語は中盤で、ある程度どうなるかのかの予想がつきます。
とても残酷な物語ですね。
ノエルの自己を犠牲にしてでも、主人公たちに幸せになって欲しい、そんな彼女の愛から、久弥さんの作品らしさを感じました。
Kanonのあゆに通ずるものがありますね。
これが今作最大の魅力だと思います。
ノエルのことを魅力的に思えないなら、この作品は全く楽しめないと思います。
 
お次に感想です。
ネタバレを含みます。
 
個人的に11話までは非常に楽しんで観れました。
が、12話、13話は少し無理がある展開だと感じました。
私はノエルと決別した主人公たちの姿に期待をしました。
が、なんと12話では、主人公の記憶にノエルは残っていても、円盤のなかった世界が描かれました。
12話、13話でノエルと、みんなの記憶や全てを取り戻す主人公と汐音の姿が描かれます。
私はノエルと決別して終わりと思っていたので、この展開は本当に予想外でした。
何故円盤の存在しない世界に飛ばされたのか、主人公と汐音以外何故記憶がないのか、色々と謎が多いです。
まあアニメですし、ツッコんではダメなところかもしれません。
しかし、この12話、13話の存在は個人的に不必要でした。
これなら11話で終わりでよかったです。
無理にノエルを呼び返す必要はあったのか。
また、ノエルは成長しないようなので、呼び返したところで、明るい未来はないと思いました。
アニメを真剣に考察しすぎですね。
これが私のダメなところだと思います。
個性なのか、発達障害特有の悩み上手なのかは、私にはわかりません。
 
個人的には12話、13話以外はとても楽しめた作品でした。
もっと時間をかけて観れば、もっと楽しめたと思うと、ちょっぴり残念です。
 
11話でノエルが泣くシーンはとても切ないです。
 
人を選びますが、とても良い作品でした。
久弥直樹さんには、またアニメの脚本か、ゲームの脚本を書いていただきたいですね。
 
以上でこの記事は終わりです。